レシピ集(食べ方) 長太郎貝はヒオウギ貝の高知での呼び名です。 ホタテ貝と同じイタヤガイ科の二枚貝なのでよくホタテの仲間として紹介されますが、長太郎貝は四国や九州などの暖かい海域で育ちます。 ホタテよりもコクのある濃厚な味が特徴です。 塩分濃度が濃いあしずり港で生育した旨みしっかり、甘みたっぷりの長太郎貝。 和食はもちろん、洋風のお料理にも良く合います。 下処理 《茹でる》 沸騰したお湯を準備。鍋に貝を入れ、貝が浸るまでお湯を注ぐと約5〜7秒で口が開くので、身を取り出す。 《蒸す》 蒸し器に水を入れ、適量並べます。約10分で口が開くので取り出します。貝殻を上下にゆすると身がはずれます。 BBQ(海賊焼き/浜焼き) しょうゆも不要!焼くだけで充分においしい。 長太郎貝のおいしさをストレートに味わえるのはなんといっても焼きです。まずはしょうゆをかけず、濃縮した旨みをご堪能ください。蒸した貝を用意しておけば、BBQ料理にいろいろと応用できます。 長太郎鍋 〆の雑炊が絶品。小ぶりでぷりぷりの身が絶品。 昆布だしにお豆腐や旬の野菜を入れてやわらかくなった頃に、茹でて下処理をした長太郎貝の身を入れます。身が硬くなる前にぽん酢などお好みの調味料でどうぞ。寄せ鍋に入れてもおいしいです。 ホワイトソースグラタン おもてなしにもお薦め。やわらかい身を熱々ソースで。 茹でて下処理した貝は貝殻を上下にゆするかヘラを使って身をはずしておく。身を白ワインに浸し軽く拭き、半分にカット。貝殻にホワイトソースを塗り、身を乗せた上からもソースをかけて、黒胡椒少々。とろけるチーズ、最後に粉チーズを適量。オーブントースター250℃で、チーズが溶けて、表面が軽く焦げれば完成です。 アヒージョ ワインにぴったり。ぜひパンもご用意ください。 グラタン同様に、身は下処理を済ませ、白ワインに浸して軽く拭く。直火可能な容器にオリーブオイルとひまわりオイル(またはグレープシードオイル)を1:1で注ぎ、塩を適量。みじん切りかスライスしたニンニクたっぷりと、鷹の爪を敵量入れて弱火にかける。長太郎貝の身とキノコなどお好みの具材を入れ、3〜5分弱火で火を通す。 長太郎パスタ 素材の良さがいきるすこし贅沢なペペロンチーノ。 オリーブオイル多めとニンニクみじん切り、鷹の爪を弱火にかけた後に、茹でて白ワインに浸して拭いた身とアンチョビフィレ2枚を投入。白ワインを振り、1枚を潰してソースにする。好みの具材を入れ、中火にしパスタの茹で汁大さじ3〜5と茹でたパスタを合わせる。お好みで最後にエクストラバージンオイル、パセリみじん切りを。